心配日記

インフルエンザ予防のためにうがいしても無駄なの?

2017/07/02




手洗い、うがいー!

子どもたちが帰ってくると、とりあえず叫びます。

「手洗い、うがいしてー!!」

いろんなものベタベタ触って、鼻ほじって、トイレ行っても適当に手濡らすだけの息子らは、いろんなバイ菌の温床。

とりあえず、手洗って、うがいしてのどにくっついたインフルエンザのウイルスやら、風邪のウイルスやら、とりあえず流してくれー!と思うのです。

うがいって効果あるの?

日本人にとっては、風邪予防のために、うがいって普通にすることですが、日本以外の国ではあまりうがいをしないという話も聞きます。ほんとかな。

Mojpe / Pixabay

 

でも、うがいが日常生活の一部になっている日本人としては、その効果が本当にあるか知りたいところ。

SARAYAのHPによると、京都大学のグループによる研究で、うがいの「かぜ」予防の有効性が科学的に実証されたといいます。

2002~2003年の冬場に、全国で18~65歳の合計約380名のボランティアを、「水でうがい」、「ヨウ素系うがい薬でうがい」、「何もしない」の3群に分けた2カ月間の追跡調査が行われました。うがいは15秒を2度行い、1日3回以上実施されました。

その結果、「水うがい群」は対照の「何もしない群」に比べてかぜの発症が40%減り、うがいのかぜ予防効果が実証されました。

ただ、「ヨウ素系うがい薬群」では、対照群と差がなく、はっきりした予防効果がみられませんでした。この原因として、正常細菌のバランスが、薬によって壊されたためではないかと推測されています。

文献:川村 孝, 里村一成, 後藤雅史, 北村哲久, 系統的無作為割付対照試験による感冒の予防・治療体系の確立. Reserch Papers of The Suzuken Memorial Foundation, 22:42-45, 2005.
里村一成, 川村 孝, うがいによる風邪の予防効果. Medical Practice, 23(8):1460-1461, 2006.

と、あります。

水とイソジン系のうがい薬との差はないものの、うがいをすると何もしない人たちよりも、風邪をひきにくいことが分かったんですね。

インフルエンザにうがいの効果はある?

上記の研究は、風邪を引いたかどうかを調べたもので、インフルエンザについて調査をしたものではありません。

厚生労働省のHPにも、「インフルエンザにかからないために」すべき対処法のなかに、うがいは含まれていません。その効果が認められていないのです。

うがいは、ただの風邪には効果があるけれど、インフルエンザには効果がない。これはなぜでしょうか。

 




インフルエンザウイルスは、すぐに細胞内へ入ってしまう?

よく知られているように、インフルエンザはものすごく感染力が強いウイルスです。

喉や気道に付着すると、20分以内に細胞内に取り込まれ、インフルエンザを発症します。

インフルエンザウイルスを吸い込んでから、20分以内にうがいをしよう!なんて、無理ですものね((+_+))。

そう考えると、インフルエンザを予防するためには、うがいはそれほど効果はなく、手洗いやマスクなどが有効なようです。

緑茶うがいが効果的

しかし、水でなく、緑茶のうがいではインフルエンザの発症が抑えられたという調査結果もあります。

緑茶に含まれるカテキンには抗菌、抗ウイルス作用があり、インフルエンザだけなくさまざまなウイルスによる感染症に効果を発揮することは、みなさんもご存知の通り。

静岡県の学校では蛇口から緑茶が出たりするようですが、そんなのは一部限定地域だけ。

水筒を持っていけるならば、水筒には緑茶を入れて持たせたいですね。

うがいできなくても、飲めば効果抜群!

でも、学校や会社でうがいって、なかなか恥ずかしくてできなかったりしますよね。

ご安心ください。うがいじゃなくても、緑茶を飲むことで同じように抗菌、抗ウイルス作用があるんです!

休み時間などにこまめに緑茶を飲んで、風邪予防、インフルエンザ予防しましょう!





 

-心配日記
-, , ,