乳がん体験記㉟乳がん手術の傷の痛み、手術後8か月
2018/03/05
乳がん手術して8か月が経ちました
乳がんの全摘手術をして、8か月が経ちました。あっという間です。
現在の傷の状況、痛みのことを記したいと思います。。
傷の様子
傷自体はケロイドにもならず、きれいに治ってきていると思います。
わたしが受けたのはいわゆる、全摘手術。乳頭部分にもがんがあったので、左胸を温存せず全部取ってしまいました。再建術も受けていません。
センチネルリンパ節生検で転移が見つからなかったため、リンパ節は切除していません。
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脇の方から胸の下中心に向かって10センチほどの傷があります。もうだいぶ見慣れましたが、大きな傷なので我ながら痛々しい。
その大きな傷の横に、手術後たまった体液を抜いた時のメスの1㎝弱ほどの傷がありますが、だいぶ薄くなってきました。
その傷よりもっと下のところに、ドレーンを入れたときの傷があります。こちらは5ミリくらいかな。水疱瘡の跡みたいになっています。
胸の中心部に近いところは皮膚が厚いのかぺったんこということはなく、少し膨らみが残っています。触ると感覚ははっきりありますが、しびれるようなピリピリする感じもします。
手術直後とは違った痛み
今現在わたしが感じる痛みは、手術後の傷がまだ生々しいころの痛みとは違うものです。
退院のとき先生が「日にち薬」といった意味がよく分かります。日に日にズキズキとした痛みはなくなりました。3か月くらいすると、生々しい痛みはほどんどなくなっていました。
よくなっている証拠
でも、3か月後くらいから、脇のしびれがひどくなってきました。胸の部分のじりじりした感じは、今も続いています。ときどき、脇や胸にピリッと痛みが走ったりすることもあります。頻度が少なくなっただけで、その感じは8か月経った今も、ずっと続いています。
何度が受診したときに先生と話したのですが、これは「神経が再生してる証拠」なんだとか。
全摘手術で、胸の筋肉以外の部分は切除されています。乳腺、脂肪、そしてそこにある神経も。
神経を切除していたために、しばらくの間は痛みを感じなかったわけです。メスで麻酔なしに切られてもね( ;∀;)
人間の身体ってすごいです。少しずつ再生していくんですね。
わたしが今感じているピリピリは、神経が再生してきていて、そのために感じる痛みなので、いい痛みなんです。
つっぱり感は残る
退院してすぐ、腕を無理にでも上げてリハビリしていたからか、腕が上まで上がらない、ということはありません。
が、腕を伸ばして指先を天井に向けると、脇から左胸全体にかけてつっぱります。皮膚がきしきし軋むような、固い皮膚が伸びるような感覚です。
これは運動不足なんでしょうか、それとも時間が経てばやわらかくなってくるのか。
このつっぱり感については、また1か月後の受診のときに先生に聞いてみようと思います。
どっちにしろ、ストレッチなどの運動は重要ですよね。面倒くさがらずに、毎日続けてやろうと思います。